ブログ
1.302016
空家修繕工事(古賀市)~壊す予定なのに修繕?~③
■空家修繕工事完了しました!■
仕上がりを見ると再利用できそうなくらいの見栄えになりましたが、
4,5年耐えるくらいの最低限の修繕です。
と言いながら、気になる亀裂はコーキングしたり、
バルコニーの排水溝を板金で補修したり、壁の裏を補強したりしました。
【主な仕様、材料】
・桟木:杉胴縁30x45@450取付、既存壁にウレタンボンド+ビスコン及び鉄板くぎ併用
・仕上げ:ガルバ鉄板波板、ステン傘釘38mm
・総工事費:約60万円、実働10日間
【おわりに】
事故なく、無事に工事も完了し、ひと安心です。
とても寒い時期の工事でしたが、隣のお宅から差し入れ頂いたり、
工事車両を停めさせてもらったり、見知らぬおばさまから缶コーヒー頂いたり、
人の温かさを感じた現場でした。 🙂
■中古物件を購入検討中の方へ■
表面だけは仕上げ材で化粧してきれいに見える物件は注意してください!
内部の状態を知らずに中古物件を購入する場合、どの程度下地が悪いのか、
どの程度下地が腐っているのか、いい加減な下地の取付方をしている等、
判断が難しいです。
リフォーム済物件というのは売主又は販売会社が高く売る、売りやすくするために
表面の”お化粧”に重点を置いたものが多くあります。
購入した後にあちこち修繕が必要になったり、気づかないうちに内部の劣化が進んだり・・・
そういう話を聞くと、同業者としてとても悔しく残念です。
これから中古物件を購入予定の方はぜひ、既存のままの物件を建築士等の専門家の方と
調査して、その物件の状況を見極めてください。そして金額交渉を!
リフォーム済の物件でしたら、せめて工事前、工事中の写真を確認し、
金額に見合うかの検討をしてください!!
(雨漏り中古物件リノベーション記事近日公開予定!)
おすすめ記事!
コメント
-
2016年 5月 08日
Copyright © 建築工房T・スタイルの サイト
この記事へのコメントはありません。