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2.132016
快適な住まいづくり(大野城市)~戸建てリノベ編~④
■床下も総点検!
根太や土台等の木材が腐ってないか、点検します。
例の雨漏り部分に雨染みはあったのですが、腐りまではしてなかったので
そのままで様子をみます。
他の場所は大丈夫でした。
■雨漏り箇所の修繕!
雨漏りの状況に施主様もかなりショックだったようで、
不動産屋さんと交渉し、少しは修繕費を頂けたようです。
必要最小限の修繕で済むように慎重に解体します。
外壁のデザインも考えながら出窓風に改良することが出来ました。
結果的に、リビングも広く感じられて、施主様も満足されました。
■予想以上、バルコニーの修繕!
バルコニーのFRP防水。ひび割れ部分を剥いでみると・・・
ここも木下地が腐ってグサグサ。
防水の上塗りだけ補修する予定でしたが、急きょ構造合板を上貼りし、
FRP防水をきちんとやり直しました。
これでひと安心です。
つづいて、錆びた板金笠木だけを取替える予定で剥がしてみると、
またまた、雨漏りで腐っている・・・。 😥
防水テープを貼りかぶせ、合板を上貼りし、
その上から板金をかぶせます。15年以上はもつように考えた、
コストを抑えた緊急対応です。
まったく、中古住宅ってヤツは―――。予定外でも見過ごすわけにはいかないのです。 😕
雨仕舞(あまじまい:雨漏りしない取付方)というのは、特殊な技術ではなく、
水の流れを予測し、当たり前のことをメンドクサがらずに施工すれば
防げる要素が多々あります。
こういった現状は同業者として、悲しくも腹立たしくもあります・・・。
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