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2.132016
快適な住まいづくり(大野城市)~戸建てリノベ編~③
■いよいよ着工!間仕切壁の補強工事から
売主の方の引越しも終わり、本格的に現地調査に入ります。
キッチンを移動するには、動線確保のため間仕切壁の撤去が必要です。
一部を剥がして構造の状態を見ます。
梁の補強をすれば、なんとか壁を撤去出来そうです。
なんとか撤去出来ました。
■やはり・・・雨漏り発覚
初見の時に気になった窓まわりです。
売主の方の話では、以前雨漏りしていた所も今は直っているということでしたが、
この外壁のコーキング処理の仕方、とても気になります。(矢印部分)
内壁の石膏ボードを剥がしてみると、間柱も構造合板も腐ってグサグサです。 🙁
念のため、外からホースで水をかけ点検してみます。
下の方から徐々に上の方へ、慎重に。そして内部からの様子を集中して観察します。
サッシに水抜き穴がありますが(A,オレンジ矢印)
方立にかけた時、少し漏ってきました。(B,ブルー矢印)
サッシ上部の方立にかけるとボトボト漏ってきました・・・。
この時点の推測ですが、2階のサッシの構造を見ると、方立の下に水抜き穴があって、
そこがコーキングにより塞がってしまい、壁内部へ水が浸入していったようです。
【雨漏りの原因】
・新築当初から輸入サッシの構造が理解されてなかった。
・サッシから水漏れした時の、水の抜け道を確保してなかった。
・水切り板金の納め方、輸入外壁材の納め方を理解できてなかった。
築18年、建った当時から漏るべくして漏った・・・感じです。
たまたま、このお宅だけだったのか、こういう状態をみると
中古住宅を購入するのが怖くなります・・・。
→次回、修繕に入ります。
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